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【感想】アイデア脳になる習慣!「超メモ術」でメモのスキルをあげよう

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こんにちは!もえです。

 

アイデアをばんばん生み出せる人ってすごいなぁと思いませんか?今世にない新しいモノゴトを思いつく人って、どんな思考回路してるんだろう?

 

この記事では、アイデアの種を集めて活用していくメモ術を学べる「超メモ術」の内容をまとめています。

 

こんな人に特におすすめです!

・メモ術を学びたい人

・アイデア体質になりたい人

・企画や新規事業の仕事に携わっている人

 

アイデアは、突然思いつくものではありません。日頃からアイデアの種を集めて磨いて、やっと閃きが訪れるのです。

「超メモ術」には発想トレーニング法がいくつも載っていて、私もアイデアパーソンになれる気がしてきます!アイデアってこうやって生まれるんだ、ということがわかりました。

 

超メモ術/倉下忠憲・高畑正幸

超メモ術 ―ヒットを生み出す7つの習慣とメソッド (玄光社MOOK)

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アイデアのつくりかたとは?

ジェームス・W・ヤングが『アイデアのつくり方』で述べたのもので、(中略)”アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない。”というもの。つまり、すでにある要素を、これまでになかったスタイルで組み合わせること。それがアイデアです。

新しい企画やアイデアって、何もないところから生まれてくるものだとぼんやり思っていました。

たしかに、今世間で新しいアイデアだな~と思うことは「それとそれをコラボさせるんだ?!」ということが多いですね!そう考えると少しハードルが低く感じます。私にもできるかも?って。

つまり、アイデアを生み出すには「既存の要素」を多く脳にストックしておくことが大事なのです。それらを定期的に整理し、組み合わせを試せる環境を作る。そのために必要なツールこそがメモなんです!

 

アイデア体質に近づく7つの習慣

上記アイデアのつくり方を踏まえて、7つの手順を追ってアイデアを育てていきましょう!

  1. 日常からアイデアの種を拾い集める
  2. 位相の異なるインプットを心がける
  3. アイデアの種を貯蔵する
  4. アイデアの種を育てる
  5. 複数の異なる視点から眺める
  6. 新たな組み合わせを探す
  7. アクティブな問題解決者となる

 

日常からアイデアの種を拾い集める

アイデアを作るには、既存の要素=アイデアの種をたくさん保有していることが大事ですね。日常で何気なく見過ごす情報に注意を向けて、ストックする。

素晴らしい発見ではなく、ほんのちょっとした思いつきや感動、違和感、疑問などで良いんです

そしてそれらは、すぐにメモすること!記憶ではなく記録することが大事です。

そのためには、ミニノートなどすぐさまメモできるツールを普段から携帯しておきましょう。そうして、面白いものを見たり、何かが頭をかすめたりしたら、その瞬間にメモするのです。すぐにメモするのが非常に重要です。注意が別のところに向いてしまうと、すぐさま忘れてしまうのが脳の特徴です。

 

位相の異なるインプットを心がける

日常にはたくさんのアイデアの種が転がっています。しかし同じ風景ばかりを目にしていたら、種に偏りが出てきますよね。

定期的にいつもと違うインプットを行うことを心がけましょう!いつもと違う通勤経路を使ってみるとか。日常とはちょっと違う場所、普段はスルーしているけど少し気になっている情報などに積極的に触れるようにするのです。

そのほかにも、自分の専門ではない分野の本を読んでみるとか。非日常の情報を正しく処理するのは難しいですが、いつもと違うインプットをすることで新しいアイデアの種に出会えるのです。

 

 アイデアの種を貯蔵する

1,2の習慣でたくさんのアイデアの種を集められるようになりましたね!

しかし、必要なときにアイデアの種にすぐアクセスできるようにしておかないと、せっかくとったメモの効果は半減してしまいます。

また、メモをうまく活用できない人に多いのが「せっかくとったメモがどこにあるか分からない」という状況です。

よって、アイデアの置き場所を一ヵ所に定めておき、それ以外の場所には決して置かないようにすることが大事です!

この一元管理さえ習慣になっていれば、メモが散逸する可能性は激減します。そして、いつでも必要なときにアイデアの種に「再会」できるようになります。その環境こそが、アイデアの種を活かす下地となってくるのです。いわば、メモを死蔵させない環境づくりの習慣なのです。

 

アイデアの種を育てる

これまで集めてきたアイデアの種。もちろんこのままでは”アイデア”にはなりません。

栄養分を与えて大きく育てていく必要があります。実際にアイデアの栄養分となるのは、追加の情報やひらめき

そのためには、書き留めたメモを一通り見返して、何か思いつくことがあればそのメモに追記していきます。 

できれば1週間に一度、最低でも1ヶ月に一度はアイデア貯蔵庫を訪れて、自分がメモしたものをひと通り見返しておきましょう。そして、何かしらの手を加えておきましょう。そうすれば、アイデアの種たちは少しずつ成長していきます。(中略)時間をかけて同じ対象に触れることは、複数の「自分」を味方につけることともいえます。たとえ凡人であっても、たくさんの過去の自分を味方につけられるなら、天才と同じレベルの発想ができそうではありませんか。

 

 複数の異なる視点から眺める

 何かしらのアイデアについて考えているとき、普通に考えていても行き詰ってしまうことがあります。そんなときに役立つのが「視点の切り替え」。

自分の立場や役割といったものをいったん脇に置き、まったく違う立場や役割になってみて「もし〇〇さんだったらどう考えるだろうか」と考えてみるのです。身近な人や著名人、歴史上の人物でも良いです!

発明的問題解決理論とも呼ばれるTRIZ理論には、「技術的ブレークスルーの40パターン」が含まれており、それはそのまま発想における疑問文として活用できます。40パターンには、「分けよ」(分割原理)、「離せ」(分離原理)、「一部を変えよ」(局所的性質原理)、「バランスを崩させよ」(非対称原理)、「2つを併せよ」(併合原理)、「他にも使えるようにせよ」(汎用性原理)、「内部に入り込ませよ」(入れ子原理)などが含まれています。そして、これが視点を切り替え、発想を刺激してくれるのです。

 

 新たな組み合わせを探す

たとえば、何かしらの「問題」があるとします。不具合と言ってもよいでしょう。そうした不具合が生じるのは、「状況」と「方法」に齟齬があるせいです。ある「状況」に使われている「方法」が機能していないがゆえに、問題が発生しているのです。最初は機能していた「方法」が劣化したのかもしれません。あるいは「状況」が変わっているのに、「方法」が昔のままなのかもしれません。(中略)そうしたとき、別の「状況」でうまくいっている「方法」を使ってみたらどうなるでしょうか。「状況」と「方法」の組み合わせが変わり、結果も変わってくるかもしれません。

アイデアを作る中核となる方法に入ってきました。

上記の方法を実践するには、まず「問題」を見つけること、そして物事の要素を細かく分解して捉えることが必要となります。

既存の要素の組み合わせ、というのは「状況」や「方法」といった切り口で見た要素ということなのですね!

 

アクティブな問題解決者となる

これまでの習慣でメモから発想を生み出す力がつきましたね!

しかしそのスキルを使う場面は案外少ないかもしれません。日頃からアイデア発想のトレーニングをすることが必要となってきます。

日常生活の中から「問題」を見つけて、それについての解決方法を真剣に考えてみる。それが自主トレになるのです!

たとえば、普段よく行くコンビニを見回してみましょう。必ずどこかに「問題」があります。接客の態度が悪いかもしれません。あるいは頻繁にレジ前に行列ができているかもしれません。それを「問題」と捉え、解決のアイデアを考えるのです。(中略)非日常に視点を移すなら、たとえば日本の科学行政について考えてもよいでしょう。東京オリンピックを成功させるためのアイデアでもかまいません。

 

 

まとめ

以上、アイデアを育てるメモ術についてでした。いかがでしたでしょうか?

ざっくりと手順のおさらいをします。

  1. メモ魔になる(日常からアイデアの種を拾い集める)
  2. いつもと違うことをする(位相の異なるインプットを心がける)
  3. メモは1ヵ所に集めておく(アイデアの種を貯蔵する)
  4. メモを見返して考える(アイデアの種を育てる)
  5. 視点を変えて考えてみる(複数の異なる視点から眺める)
  6. 問題を要素に分解して考える(新たな組み合わせを探す)
  7. 問題解決の自主トレをする(アクティブな問題解決者となる)

アイデアは限られた才能がある人だけが思いつけるものだと漠然と思っていました。けれど、手順や公式を覚えれば数学が解けるようになるように、アイデアにも手順と公式があるのですね!

「超メモ術」は他にも発想法やトレーニング法が載っていたり、さまざまなメモツールが紹介されていたりと盛りだくさんです。おすすめの1冊!

超メモ術 ―ヒットを生み出す7つの習慣とメソッド (玄光社MOOK)

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