桜と梅と桃の違いと見分け方。パッと判断できる素敵女子になりたい
こんにちは!もえです。
すっかり春らしくなってきましたね。
寒いと暖かいを繰り返して、どんどん春に近付いている感じがします。暖かい日はほんとにポカポカでしあわせ。
ピンクの花をつける木々
三月上旬の寒い日はまだコートが必須な頃、自宅の窓から気になるものを見つけました。
木枯らし色のような冬らしい風景の中に、ピンク色の空間になっている場所があったんです。どうやらそこに生えている木々がピンクの花を咲かせているらしい。
「えっ桜?!?!」
教養のない私は、薄ピンクの花をつけている木々を見ると全部桜じゃないかと思ってしまいます。(ちなみに主人も同じことを言っていた)
気になった私は、主人に頼んでその木々の近くに連れていってもらいました。
四季の巡りを感じる瞬間
近付いてみると、やはりこの空間だけにこのピンク色の花をつける木々が植えられています。
まだ見頃というほどではないのですが、かわいらしいピンクの花が綺麗に咲いていました。
とっても綺麗で可愛かった!
去年の初夏に引っ越してきた私たちは、まだこの街の春を知りません。
殺風景に見えていたところに突然ピンクの空間が生まれて、こんなところから春の訪れを感じられるなんて思ってもみませんでした。
知らない街に住むって、こういうところが楽しいですね!
この木は桜?梅?それとも桃?
さてとっても綺麗で素敵な木々ということがわかりました。
けれど、これは何の花なの?
なんとなくですが、木の様子がよく知っている桜とは違う気がするんです。
お花見でよく見る桜はもっと横に広く枝を広げているイメージだけど、これは上向きにフォークのように生えているというか…。
お花も散っている花びらが少し小さいような気がするし、がくが濃いピンクなのが見慣れないような気がします。
よって私は 梅 or あまり見たことのない種類の桜 ではないかと推測しました。
植えてある木の種類を示す看板もなかったので、結局何の木なのかわからずじまいで帰路につきました。
桜と梅と桃の違いを調べてみた。
あの花が何だったのかどうしても気になってしまったので、少し調べてみることにしました!
桜か梅かな?と思ったのですが、どうやら桃も見た目が似ているらしい。
この三種類の違いについて調べてみます。
生物分類
まずそれぞれの分類名を調べてみます。
桜(さくら):バラ科モモ亜科スモモ属
梅(うめ) :バラ科サクラ属
桃(もも) :バラ科モモ属
ほう、”亜科”とか”属”とかの意味はよくわからないのですが、どれも「バラ科」で遠い親戚のようなもののようです!
たしかに似た雰囲気だし、素人は見分けられなくて当然かもしれません。
花びらの違い
見た目はどれもピンクのお花。けれどどうやら花びらの形が微妙に違うらしい。
桜(さくら):先端に切れ込み、ハート型
梅(うめ) :丸い
桃(もも) :先端が尖っている
あれ、結構はっきりした違いです!
桜の花びらはデフォルメされた絵やアイコンをよく見るのでわかりますが、梅や桃はハート型の花びらじゃないんですね。
花の軸の違い
花の軸とは、「花がついている緑色の軸」のことです。
桜(さくら):軸が長く、下を向くように咲く
梅(うめ) :軸がなく、枝にへばりつくように咲く
桃(もも) :軸が短く、同じ付け根から2輪花が咲く
確かに言われてみれば、記憶の中にある桜は軸が長い!
こんな感じですよね。
こちらのページを参考にしました!
桜・梅・桃の見分け方|桜桃梅の花プレゼント・ギフト特集|イイハナ
私が見た木々はおそらく「梅」
上記の違いを踏まえて、私が見た木々を検証してみます。
こちらの写真は私が見た花を別角度から撮ったものです。
花びらの形を見ると、どうやら先端に切り込みは入っていません。
どちらかというとまあるい形!後ろ向きの花を見るとわかりやすいです。
そして花は枝から直接咲いていて、軸は無いように見えます。一ヵ所から1輪ずつ咲いている。
ということで、この木々は梅だったようですね!
まとめ
以上、桜と梅と桃の違いと見分け方を調べたお話でした!
樹木に詳しい人たちは、こんなこと常識なのでしょうか。
私は調べてみて初めて知ったことばかりでした!
桃の木や花もこの目で見てみたいな。木って面白いな。と思いました。
通称”この木なんの木”のアメリカネムノキをハワイで見てから、私は樹木に興味が湧きだしているかもしれません。
最近お花をつける木が気になってる。春だからかな?毎年目に入ってるはずなのになー pic.twitter.com/Cevo8agaH1
— もえ (@moeorangerbera) 2018年4月3日
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